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オプト・アウトとは

オプト・アウト(opt out)とは、オプト(opt)=選択して・アウト(out)=外す、という意味を持ち、EU(European Union=欧州連合)労働時間指令に規定されている週48時間の規制を、個人の希望があれば外せるという仕組みのこと。EU主要国中、最も労働時間が長いというイギリスに配慮された制度で、1993年の労働時間指令採択の際に取り込まれた。

イギリスでのオプト・アウト制度は1998年に導入されたが、それ以前までは一律の労働時間規制はなかった。しかし、労働党のブレア政権が、週48時間規制などを規定したEU労働時間指令を受け入れ、規制ができた。同時に、本人が署名すれば長時間労働ができる形態「オプト・アウト」も導入された。

ちなみに、2006年5月のCBI(Confederation of British Industry=英国産業連盟)による調査では、週48時間以上働く労働者は全体の約19%だが、オプト・アウト契約を結んでいる社員は約30%となっており、残業がなくてもオプト・アウト契約を結んでいることが判る。これらオプト・アウトの多用からくる弊害により、労働時間指令の空洞化との批判の声も高まっている。

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