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1人1社制とは

高卒の就職活動における独特のルールで、「解禁日」と呼ばれる日から一定時期の間まで、1人の高校生は1社しか応募することができないことになっている。

ただし、その会社で採用されなかった場合、次の会社に応募することができる。また、例外として、鳥取県では解禁日から県内の会社に限定して1人2社まで、秋田県・沖縄県では1人3社まで応募することが可能となっている。

これらのルールは、高校生の勉学を優先させるために設けられている。高校生は授業や学校の生活をしながら就職活動をするため、1度に多数の企業へ応募すると、就職活動に追われて高校生活が成り立たなくなってしまうからである。

しかし、学生の就職活動も考慮しており、一定期間を過ぎれば、複数の企業に応募することができる。この期間については、各都道府県ごとで、労働局、教育委員会、経済団体が毎年話し合いで詳細を決めているため、地域によって違いがでてくる。

なお、2010年度は下記の通り複数の企業へ応募が可能になる時期となっている。

複数の企業へ応募が可能になる時期

解禁日から複数応募が可能な県

また、「解禁日」については、毎年3月頃に国や経済団体、全国の校長先生たちが集まって決めている。40年程前からこれらの方法で決められるようになり、その後は、例年9月15日前後(2010年度は9月16日)の日にちで決まっている。

この「1人1社制」、就職氷河期が依然続いている昨今、「1社の結果が分かるまで他社に応募ができないとなると、その間に募集自体がなくなってしまう」との声が多く挙がっており、改めて論議を呼びそうだ。

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