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コース別人事制度とは

人事管理制度の一つで、従業員の募集・採用時に「総合職」や「一般職」といった分類(コース)を設定し、雇用管理を行うことを「コース別人事制度」または「コース別人事管理制度」と呼ぶ。

コースは企業によって区々だが、主に「総合職」、「一般職」、「管理職」、「専門職」、「事務職」といった分け方が一般的のようだ。また、これらの分類により、賃金や人事(昇進・昇格・異動)の処遇、人材教育のシステムが変わってくる。

コース別人事制度は、1985年(昭和60年)の雇用均等法(男女雇用機会均等法)制定を受け、それ以前までの男女別による賃金の格差を引き続き継続するために、一部の企業が導入したことが始まりとされている。

このような管理制度の最大のメリットは、最大の経営コストである人件費を重要な部分へ重点的におくことができるということだ。

しかし、労働者の観点からは、大卒=「総合職」、高卒=「一般職」、あるいは、男性=「総合職」、女性=「一般職」または「事務職」、といった学歴や性別による差別的要素や、育児や出産といった家族の事情で転勤がしづらいといった不満の声が非常に多く、現在になっても賛否両論あり、課題が多く残されている。

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