景気ウォッチャー調査とは
2000年より開始された経済調査のことで、発案者は元・経済企画庁(経企庁)長官の堺屋太一氏。日本国内の景気を予測するため、タクシードライバーや居酒屋の店主などに直接話しを聞き集計を取る。「景気ウォッチャー調査」または「街角の景況感」とも呼ばれている。
調査員(ウォッチャー)の人選は内閣府から業務委託された各地のシンクタンクが行い、その数は全国で2,050人。その調査員たちの景況感を集計し、サラリーマンの給料日近く(25日〜末日)の景気を「良い」〜「悪い」の5段階で評価する。
景気ウォッチャー(調査員)の職場と主な役割
- 家計のウォッチャー(計:68.6%)
- 百貨店・スーパー:12.3%
- 商店街:8.6%
- 自動車販売店:4.6%
- コンビニエンスストアー:4.4%
- ホテル:3.7%
- レストラン:3.3%
- タクシードライバー:2.5%
- ハウスメーカー:2.5%
- 家電量販店:2.4%
- 美容室・理容室:2.0%
- 遊園地・観光名所:1.4%
- スナック:1.0%
- ゴルフ場:0.8%
- パチンコ店:0.2%
- その他:18.9%
- 企業のウォッチャー(計:21.2%)
- 製造業:9.8%
- 輸送業:2.0%
- 建設業:1.6%
- 経営コンサルタント:1.4%
- 金融業:1.3%
- 広告会社:1.3%
- 不動産業:0.7%
- その他:3.1%
- 雇用のウォッチャー(計:10.2%)
- 人材派遣会社:2.8%
- ハローワーク(公共職業安定所):2.7%
- 求人情報誌の編集者:1.5%
- 学校の就職課:1.0%
- その他:2.2%
以前まで行っていた政府の景気判断では、多くの経済統計が集計開始から発表まで1〜2ヶ月かかっていたのに対し、景気ウォッチャー調査の集計結果「現状判断指数」では、6営業日後に発表できるという速報性を持っている。
よって、調査員を民間シンクタンクに委託したことにより、「低予算のわりに景気の動向に敏感」という高評価を得る結果となった。
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