労働分配率とは
主に財務や労務などの分野に用いられる用語で、会社の付加価値(売上高・粗利益)に対してどれだけ人件費がかかったかを表す指標のこと。算出された労働分配率は、人件費が適正水準であるかなどを把握するために用いられる。
労働分配率の計算方法
計算式
労働分配率(%)=人件費÷付加価値×100
上記の計算式で求められた答え(比率)が、大きければ人件費への負担が重く、小さければ負担が軽いことを表している。会社の規模や業種によって労働分配率の目安は変わってくるものの、経営分析などを把握する上では重要な数字となる。
統計上、赤字を出している企業の大半が労働分配率50%を超えているというデータがあるため、50%を超えて且つ赤字であれば、早急にその要因を突き止める必要があるとされている。
なお、ここでいう人件費とは、従業員に支払う賃金はもちろんのこと、賞与、交通費(通勤費)、社会保険料なども含まれ、付加価値とは、主に売上高から必要経費などを差し引いた粗利益のことを指すことが多い。
業種によって様々なので一概にはいえないが、労働分配率が高い会社はサービス業のように人手(営業や接客)に依存しなければならない会社に多く見られ、労働分配率が低い会社は、従業員の給料が低い、あるいはIT化や機械化が進んでいる場合が多い。
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