「会社法」成立
企業の合併要件緩和、敵対的買収への防衛策、有限会社制度廃止などを取り入れた「新会社法」が、本日(6月29日)午前の参院本会議で、自民・公明・民主3党などの賛成多数可決、成立した。
会社法の骨子
・有限会社制度の廃止
・設立時の最低資本金制度を撤廃
→有限会社:300万円以上
→株式会社:1,000万円以上
・合併対価を自社株以外の株式や現金などに柔軟化
・定款による合併議決要件の厳格化
・小規模会社合併時の株主総会議決を省略する簡易組織再編行為の要件緩和
・買収者の議決権比率を低下させるポイズン・ピル(毒薬条項)の拡充
・「拒否権付き種類株式」(黄金株)に譲渡制限を設ける
個人的に興味深かったのが「有限会社制度の廃止」で、取締役の人数制限や取締役会の設置義務が無い「有限会社型」の株式会社を新たに認めること(既存の有限会社はそのまま存続可)や、起業を促すために「設立時の最低資本金制度」を撤廃するということだ。
来年以降はベンチャー企業などの新規参入企業が続々と旗揚げしそうですね。個人で運営している当サイトも、来年には「株式会社JOB-GETTER.COM」になってたりして…(ないない)。
「敵対的買収への防衛策」に関しては買収者側が一定の割合以上取得した株式を、会社側が議決権を制限する株式に強制転換したり、買収者以外の株主の株式に対して自動的に新株予約権の発行を認めたりして、買収者の議決権比率を低下させるポイズン・ヒルを導入。株主総会に拒否権がある種類株式に譲渡制限を設け、買収者の手に渡らないようにすることができる規定も設けた。
タグ:新会社法|
投稿者:管理人|日時:2005年06月29日 16:11
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