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就職相談に訪れる学生の両親

就職難に悩む学生は多いが、悩んでいるのは学生本人だけでなく、その両親だって同じこと。最近では就職活動中の子を持つ両親の為の「就職塾」や、講習会などが多く開かれているそうだ。

当サイトでも、親と子が一丸となって就職活動に臨む大切さは伝えてきているのだが、親の就職に対する価値観と、子の就職に対する価値観が大きく食い違い、親子のコミュニケーションがうまくいっていない家庭があるという。

先日、当サイトに一通のメールが届いた。

件名は「就職相談」で、送信者は就職活動中の子を持つお父さんから。内容は「私のせいで子供が大手企業に就職できないのでは?」というもの。「私のせいで」というのは、本人が過去にクレジットカードによるショッピングで、自己破産をしたことがあったということだそうだ。

昔はどうか知らないが、現在では「個人情報保護」のため、本人や両親のプライベートなことを調べるのは違法となっており、そんなことだけで不採用になることはありえない。

それよりも、一番残念だったのは、そのお父さんが一部上場企業で勤務していて(メールアドレスより)、仕事中にメールを送信していたこと、そして「大手企業」にこだわる姿勢だ。

就職難で苦しむ子を持ち、「自分のせいでは?」と悩む気持ちも察するが、では何故「大手企業」にこだわるのか?自分が大手企業に勤めているから?子供が大学を出たから?見栄?世間体?大手企業に就職できれば、子供はやりたい仕事ができるというのか?

確かに、大手企業に入社すれば、責任のある仕事が与えられたり、人に自慢できるかもしれない。しかし、本人は本当にそれを望んでいるのだろうか?

大学に入学する前から自分のやりたいことが決まっている人もいるが、半分以上の学生はこれから「やりたいこと」を探すために社会にでるのではないだろうか?

子供と一緒になって、就職活動に臨む親の姿は大変望ましいし、大切なことだと思う。しかし、親の考え方が屈折していたら、子供の将来のためにもよくないし、ただの「ありがた迷惑」で終わってしまう。

子供の道標となりたいのなら、まず「就職に対する不安」よりも「将来への不安」を取り除いてあげて、本人と同じ視線からアドバイスしてあげて欲しい。

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日時:2005年08月16日 10:33 |

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