有効求人倍率、1倍台へ
求職者一人当たりに、何人の求人があるかを示す「有効求人倍率」が、13年ぶりに1倍台に回復した。13年前(正確には13年と3ヶ月)というと、1992年以来となるわけだが、数字で「○○年ぶり!」といわれると、改めてその長い月日を実感する。
厚生労働省では、1倍台になった理由を、「景気の回復で企業の収益が回復し、人を減らしすぎた会社が求人を行っているため」とし、有効求人倍率の上昇はさらに続くとみられ、また、完全失業率についても、4.4%と先月を0.2ポイント改善(総務省発表)して、景気の回復の兆しが見えてきているようだ。
ただ、「…人を減らしすぎた会社が求人を行っているため」とあるが、景気の良い時にはどんどん増員して、そして景気が悪くなってきたら、またどんどん減員する…、というやり方をする企業が、「有効求人倍率」という数字だけを上げても、たいして嬉しくないのは私だけだろうか?
私が尊敬して止まない、故・松下幸之助(松下電器の創業者)は、経営不振にも関わらず、リストラをせず、減給もせず、愛する社員の士気を高め、「経営の神様」と称されるその独自の経営思想で、業績を立て直したという伝説を持っている。
4月になれば新会社法に変わり、新しい会社があっちこっちで設立されると思うが、一人でも多く、松下幸之助のような経営者が輩出され、真の景気回復に貢献して欲しいと思う。
日時:2006年01月31日 21:28 |パーマリンク
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